当ブログ、「我、思ふ。」を開設してから1年が経過した。
このブログはブログに慣れるため、執筆スキル向上のため毎日更新を目標として今まで運営してきた。
特化ブログから始めた時は最大で2週間程度しか続かなかった毎日更新だが雑記ブログでは見事1年の毎日更新を達成することが出来た。
客観的に見た時にこの毎日更新を1年続けるということがどれほど凄いことなのかはイマイチわからないが計画性、持続性が皆無の私にとってはとんでもない偉業と言っていい。
そこで今回は私がブログを1年間毎日更新して思ったメリット・デメリットについて話したいと思う。
Contents
ブログを毎日更新するメリット
ブログを書く習慣が身につく
ブログを始めようと思った時、何を書いていいかわからなくなるというのはほとんどのブロガーが通る道だと思う。
始めるにあたってこれだけは書こうと思っていたネタを書きつくしてからがブロガーとしてのスタートラインと言ってもいい。
収益化を真剣に考えない場合、無理矢理にでもネタを探して書くという行動を取る人間は少なく、何かいいネタが出来たら更新しようくらいに思うはずだ。
だが芸人でもない我々一般人が普通に生活をしていて面白いネタがポンポン出来るはずもなく、気がついたら放置。
これがほとんどのブロガーが末路である。
ネタは探したり考えたりしないと見つからないのである。
「毎日更新しなければならない」という縛りはこの問題をかなり解消してくれる。
朝起きた時から今日はどんなことを書こうか、今日は何の日だったか、どんなニュースがあるのか、等々…
生活はネタを探す習慣が自然と身につく。
これはブログを書くためだけではなく、普段の何気ない生活の中から光るものを発見する術を身に着けていくということでもあり、ブログ以外のところでも大いに役立つ。
経験値をたくさん稼げる
ブログにおいてどれだけ記事を書いたかということは非常に重要だ。
1年で20記事しか書かなかったのと200記事書いたのとでは単純に10倍……とはいかないが明らかに200記事書いたほうが成長が早い。
意味もなく書いても無駄だと厳しい人はいうが例え日常の些細なことを書くだけでもブログに書くということは思い出し文章を考えるということ。
この積み重ねが大事である。
妥協の仕方がうまくなる
ブログは多くの人の目にとまる可能性がある。
あまりに安っぽい文章、説明、デザインなどでは人に見られるのが恥ずかしくなり、ついつい熟考して文章や構成を考えてしまう。
すでに利益を上げているプロのブロガーであればこれらはこだわり抜いてじっくり仕上げればよいが上で述べたように初心者に必要なのは何よりも経験である。
ない知識や技術を使って記事を書こうとすると、あれが出来ない、これが出来ない、こう伝えたいけどどう表現していいかわからないなどなど全然作業が進まなくなってしまう。
締切が23:59までと明確にあると
ここはわからないから言及は避けるか…
少し拙い表現だけど我慢しようなどと妥協することがうまくなる。
不完全な記事を上げることはかなり抵抗があるが間違いがあれば修正すればいいしもっといい表現や伝え方がわかればリライトすれば良い。
完全なものを仕上げれるに越したことはないが人間である以上それは不可能だ。
毎日妥協点を模索していくと確実に妥協するポイントを選ぶのがうまくなる。
毎日ブログを更新するデメリット
毎日ブログを更新することは誰にも勧めるいい事づくしのことではない。
中には毎日更新しないほうが成功しやすい人もいるので毎日更新のデメリットも紹介する。
記事はどうしても雑になるので収益化には向かない
毎日更新はブログを書く上での知識や技術の経験をなるべく早く取り込もうとするものであって、どうしても質より量になってしまう。
単純に1週間で綿密に練られたプランで書かれた記事と1日で書かれた記事に差が出るのは当たり前である。
そしてブログを収益化するためには
- 誰に向けた記事なのか
- 何を紹介する記事なのか
- どのように商品に誘導するのか
などなど綿密な計画が求められるのである。
そんなものを1日で、しかも毎日作るなどというのは専業でもなければ難しい。
毎日の更新は勉強のためだと割り切ってやる必要がある。
収益化は全く出来ないと思っていたほうがいい。
毎日更新することが目的になってしまう
ブログを毎日更新するための目的は効率よく勉強するためである。
だが毎日更新することだけに意識が言ってしまうと勉強という部分が抜け落ち、ただただ更新するだけの日々になってしまいがちである。
こうなってしまったら毎日更新する意味はなく、週1回でも何か目的を持ってブログを書いたほうが遥かに有益だ。
どんな些細なことを書くにしても何かを意識しながら書くことは重要である。
私の場合は
何か一つ有益な情報を入れる
が記事のテーマであった。
期限がないとついつい先延ばししてしまう人におすすめ
毎日更新は計画性を持って行動できる人がわざわざやる必要はない。
夏休みの宿題や確定申告を期限が迫ってきて慌ててやるような人に向いている。
ブログは書かなかったところで罰則があるわけでもないし不利益が生じるわけでもない。
従ってこのような人間たちは一旦書くことをやめれば永遠に書かないのである。
1日一つ、何でもいいから人に役立つ記事を書かなければならない
こういう縛りを自分自身に設けることで自分のケツを叩くのである。
その性格を証明するように私の更新は日付が変わるギリギリであるものが多い。(この記事もしかり)
自分が設けた23:59までという締切が近づかないと本腰を入れられないのだ。
計画性がある人はしっかりと計画を立て、良質な記事を仕上げることに集中してブログをやっていけばいい。
逆に毎日更新しなければというプレッシャーが記事の質を落とし、ストレスとなりマイナスに作用する面が大きくなってしまうだろう。
これからのブログについて
1年間の毎日更新は私の目標であった。
目標は見事達成されたのでこれからは毎日更新は意識しつつも絶対に毎日更新するという縛りは外そうと思う。
そして2年前、ブログを始めた目的である収益化に特化したブログの作成に挑戦してみたいと思う。