前回チラッとだけ紹介したこのDead by Daylight。
PS4でプレイしようとしたら月額制のPlayStation Plusへの加入が必須でそこまでしてやらなくても…と買ったまま放置していてのだが、この度何回かプレイしたのでレビューをしたいと思う。
結論から言うとPS4のDead by Daylight(以後DBD)は未だプレイせず放置中である。
このDBDはPS4の他にPC版、Switch版が出されており、月額でお金のかからないPC版を購入してプレイしている。
オンライン対戦系はコミュ障の私としてはストレスになりそうなので今まで避けてきたが、YouTubeで芸人さん達が面白そうにプレイしているのを見てついにやってみようと思った次第である。
Dead by Daylightとはこんなゲーム

DBDは非対称型対戦ゲームである。
通常格闘ゲームなどではキャラごとに特徴はあるものの、ほぼ対等な条件で戦うことになる。
一方DBDはキラー(殺人鬼)とサバイバー(生存者)の戦いでキラーとサバイバーの間には絶対的な力の差がある。
なので非対称型というわけだ。
DBDのルール

DBDはまずキラー1人に対し、サバイバー4人で行う。
圧倒的に力の差があるキラーに対し、非力なサバイバー4人が協力し合うことでエリアからの脱出を図る。

エリア内には7つの発電機があり、そのうち5台を修理すると脱出ゲートに通電し、逃げられるようになる。
サバイバーたちは徘徊するキラーの目から逃れつつ発電機を修理し脱出を目指す。
いわばかくれんぼと鬼ごっこを混ぜたようなゲームである。

普通の対戦ゲームのような難しいコマンド入力や反射神経を求められることもないので初心者に優しい。
メインとなる発電機の修理もクリックボタンを押しっぱなしにすることで勝手に修理が進む。

時折、スキルチェックなるものが発生し、赤い針が時計回りで回転してくるのでタイミングよくボタンを押さなければならない。

このスキルチェックに失敗すると発電機が爆発し、修理進行度が減退すると共に、大きな音が出てしまうのでキラーに居場所がバレてしまう。
スキルチェックに集中しているとキラーの接近に気づかないし、周りにばかり気を取られているとスキルチェックに失敗してしまう。
シンプルながら難しいゲームだ。

やはり爆発音に反応してキラーが探しに来た。
こういう時は見つからないように隠れてやり過ごす。
鬼ごっこに突入するのも一つの手だが基本的にキラーのほうが足が速いので普通に逃げてはすぐに捕まってしまう。
逃げるためにはいろいろな工夫が必要で初心者には難しい。
見つからないようにするのが一番生存率が高いだろう。
万が一見つかってしまうとキラーの持っている凶器でしばかれることになる。
一回しばかれるとサバイバーは怪我をしてしまい、うめき声を定期的にあげるようになってしまう。
こうなると声で居場所がバレてしまうので隠れるのが難しくなってしまう。

負傷した状態でさらにキラーにしばかれてしまうとノックアウト。
這いずり状態になり行動が大きく制限される。
誰か他のサバイバーに治療してもらわない限り、基本的には立ち直ることは出来ない。

サバイバーを這いずり状態にしたらキラーはサバイバーを担ぎ上げてフックに吊るすことが出来る。

人間をそのままフックに吊るすというとんでもなく残酷な行為だがDBDでは日常茶飯事なのですぐ慣れる。
ちなみに元ネタは有名なホラー映画、悪魔のいけにえのシーンからである。

フックに吊るされると行動不能となり、左下のライフゲージ?が徐々に減少していく。
このゲージが0になるとゲームオーバーである。
自分では基本どうすることも出来ないが仲間に救助してもらうことで再び負傷状態で行動可能になる。

始めて5試合目くらいのこのゲームは見事サバイバー全員で脱出することが出来た。
上手い人になればキラーとの鬼ごっこを楽しむ人もいるが初心者は鬼ごっこをしてもすぐにやられてしまうので隠れながら行動することになる。
だがこの見つかるか見つからないかのドキドキかくれんぼはなかなかスリルがあって面白い。
見つからないようにコソコソ行動するもよし、キラーとスリル満点の鬼ごっこをするもよし。
プレイヤーのレベルに応じていろいろな楽しみ方が出来る。
まとめ
DBDのルールは複雑なように見えて実にシンプルだ。
発電機を直し、脱出するだけ。
高いレベルで見ればそれだけではないが、DBDはランクによるマッチングシステムを導入しており、基本的には有段者と級位者が当たることはない。
それぞれにレベルに合わせて楽しむことが出来るわけだ。
上級者を目指せば求められる戦術や操作法、駆け引きなども加わってくるがその場合はYouTubeでDBDと検索すればたくさんの上級者がプレイ動画を解説してくれているのでそちらを参考にすれば上達も速いだろう。
コンピューター相手では味わえない対人によるスリル。是非一度味わってほしい。