ブロガーにとって最もベターな記事というのがレビュー記事である。
実際に使用して感じたことは良いことであれ悪いことであれ生きた記事になりやすい。
だが「是非うちの商品をレビューしてください」と言われるような売れっ子ブロガーであれば商品を貸し出してもらえたりするが、そうでない普通のブロガーは商品を自分で購入しなければならない。
実用性の高い消耗品であるならば積極的にも買っていけるがパソコンのレビュー記事を書こうと思って何台ものパソコンを買いまくるのはさすがに無理がある。
だがほとんど経費をかけることなくいくつものレビュー記事を書ける可能性があるのがメルカリの活用である。
例えば私の場合で言えばカメラだろうか。
新しいカメラがほしいと思った時。
普通ならば入念な下調べを行ってひとつの製品に絞り購入するが、仮に10万円のカメラを購入し、1週間程度使いレビューして記事にする。
その後メルカリで9万円で売却する。
これを10回繰り返せば予算10万円で10台のカメラのレビュー記事を書くことが出来、さらに10台の中から最も自分にあったカメラを手に入れることが出来るというわけだ。
飽くまでこれは理論上の話で、ここまで上手くいくかどうかはわからないが、ブログのレビュー目的で商品を購入していくとどうしても自分に合わない商品を買ってしまうことがある。
そしてすでにそんな商品が2,3点倉庫に眠っている。
これらのレビュー商品をいくらかでも売却できれば結果的に経費削減になり、数多くのレビュー商品を購入できるようになることは間違いないのである。
そんな完璧なロジックの元、前回メルカリへの登録を行ったわけだ。
さっそく出品!といきたいが私はチキン野郎である。
いくら間にメルカリが入るとはいえ、直接のやり取りは緊張するものである。
それにメルカリにはいろいろと暗黙のルールが存在するらしく、いきなり出品するのは難しそうだと感じた。
そこでまずは購入者として商品を買い、優良出品者の対応を学んでしまおうと考えた。
が。
メルカリでほしいものを探すのはなかなか難しい。
自分がほしいものが出品されているとは限らないし、いい商品が見つかっても購入条件や相場などを調べて戻ってくるとすでに売り切れている。
まさに争奪戦だ。
既製品で存在しないビンテージ物ならいざ知らず、安く買うためだけにこれだけ時間を費やすならばもうAmazonで購入しちまおうと考えてしまうのだ。
購入者としての利用は私には合わないようだ。
だがこのままでは出品者としての心得を学ぶことが出来ない。
主に確実に使える消耗品をメインに検索すること1時間。
ようやくいい商品を見つけられたので購入してみた。
購入までの流れは非常に簡単でアマゾンや楽天で買い物するのと変わらない。
欲しい商品を見つけたら商品の説明、商品の情報をよく読み、購入条件を確認したら購入手続きをタップ。
あっという間に手続きは終了だ。
その後は出品者との直接のやり取りに入る。
と言ってもこちらは特に注文もないので形式的な挨拶だけで済ませた。

そして今は相手方の発想を待っている状況である。
この後、商品が届いたら出品者を評価し、出品者も私のことを評価したところで取引は終了である。
この出品者のプロフィールを覗いてみると取引実績も数百回あり、評価も素晴らしいものなので是非参考にさせてもらおうと思っている。