前回のサザビー以来すっかりと御無沙汰になってしまっていたガンプラだが久々に作っていこうと思う。

今回作っていくのはズゴックである。
同じHGのガンプラであるがそのボリュームはサザビーの1/3と言ったところか。
価格も770円ととてもリーズナブルだ。

中を開けてみるとこんな感じ。
今までHi-νガンダムとサザビーと作ってきたがダントツのパーツの少なさだ。
今回はあっさり組みあがりそうである。
さて、今回学んでいくのは紙やすりを使ったゲート処理である。

プラモデル用の薄切りニッパーとデザインナイフを駆使することでゲート跡を綺麗に処理できることはすでに学習済みだ。

だがそんな薄切りニッパーとデザインナイフを使ってもちょっとはゲート跡が残ってしまう。
また、どんなに気を付けていてもプラスチックを傷つけ、白く濁らせてしまうものである。
今回は紙やすりを使ってこのゲート跡を完全に消すことを目指す。

用意するのはホームセンターで売っている普通の紙やすりだ。
プラモデル用もあるのだが市販のものと比べ若干割高だし違いもよくわからない。
プラモ用の何かこだわりがあるのだろうがそこに気付けないうちは宝の持ち腐れというもの。初心者は初心者らしく普通の紙やすりで十分だろう。

ズゴックを作っていると早速はっきりとわかるゲート跡を作ってしまった。
さっそく紙やすりを使ってみる。

紙やすりにはこのように番号がついている。
この番号はやすりを粗さを示しており、番号が小さくなればなるほど表面は荒くなり、大きく対象物を削り取ることが出来る。
ガンプラのゲート処理にはこの600番が適当とのことなので早速この600番の紙やすりを使ってゲート跡を削っていく。

まず紙やすりは大概でかい。
このままでは使いずらいので適当な大きさにはさみでカットする。

やすりをカットしたら削りたい場所にやすりを当て、磨くようにごしごしと擦っていく。
綺麗にゲート処理が出来て入れば10秒も擦ればゲート跡はほとんどわからなくなる。

こちらが600番の紙やすりで擦った後。
ゲート跡はまったくわからない。
代わりにやすりで削った傷が目立つ。
なので今度はより細かい800番の紙やすりを使って表面を仕上げる。

こちらが800番のやすりで削った後だ。
大きな傷はほとんど目立たなくなったが小さい傷はまだはっきりと目立つ。

同じ要領ではっきりとゲート跡がついてしまった部分をやすりで削っていく。

ニッパー、デザインナイフでのゲート処理が甘いとやすりで削っても削っても白い部分が消えず、時間がかかってしまう。
最初のゲート処理が適切であればあるほどやすりをかける時間は短くて済むのでしっかりとニッパーとデザインナイフでゲート処理しておくことをお勧めする。

まずはズゴックの足を1本組み上げた。
やはりやすりをかけた跡がはっきりと目立つ。
だがこのやすり後はつや消しスプレーをすると目立たなくなるということなので仕上げのつや消しスプレーを楽しみにしながら作り進めるとする。