
塗装したパーツを乾かすのに欠かせない塗装ブース。
大変便利なのだが難点はスペースが小さくパーツが多いと一度に塗装できない点だ。

そこで一回り大きい塗装ベースを購入したのだが……

これでも少し手狭だ。
いや、かなり手狭だ。
ズゴックは部品が少なかったので一度で塗装できたがサザビークラスの部品の多さであれば間違いなく一度に塗装できなかった。
幸いこの大きな塗装ブースは2個のセットになっていて繋げて使えるのでこれでもいいかと思っていたのだがもっといいものを見つけてしまった。
それが猫の爪とぎである。

猫を飼育している人にとってはお馴染みだが猫は爪を研ぐ習性があるのでこの爪とぎ板は必須である。
なぜこいつの存在に気が付かなかったのか…

実際に使用してみたがHGのグフの全パーツが余裕で乗った。
ご覧の通りかなり余裕があるのでこれよりパーツが多い機体でも一度に塗装できるはずだ。
構造はほとんど変わらないので、塗装ベースが小さくて悩んでる方は是非一度使用してみてほしい。

さて、そんなわけで3回目のつや消し塗装となるグフが完成した。
経験値を積んでか今回のつや消し塗装が一番美味くいった。

細かく見るとやはりやすりの削り跡や白くダマになってしまっているところもあるのだがぱっと見はほとんどわからないレベルで仕上げることが出来た。
間違いなく今まで一番うまく組み立てられた作品である。

グフは青一色で塗装された機体なので今回塗装したのはバーニア部分の赤とモノアイの蛍光ピンクの2か所のみ。
その点も非常に作りやすくてよかった。
またこのグフはHi-νガンダム、サザビーにあった燃料タンクみたいなものがついていないので安定感が抜群だ。
このタンクみたいなものがついているせいでHi-νガンダムとサザビーは後ろに重心が行きがちで直立姿勢取り事自体が難しい。

その点グフは後ろに余計な荷物が無いので立たせることはもちろんポージングも簡単に作ることが出来る。
プラモデルの完成度も組み立ての完成度も満足のいく良い回だった。
次は百式を組み立てていく。
