Photoshopの教本は届いた。
後はPhotoshopを購入、インストールし勉強を始めるだけだ。
早速Photoshopを購入しようとAdobeのページにアクセスする。
すると購入するページはすぐに見つかった。
が、
ちょっと変である。

使用できる範囲によってプランが決まっており、価格が違うというのはよくあるパターンなのだがこのページをよく見てほしい。
月980円と最も安いフォトグラファー向けフォトプランだがPhotoshop以外にもPhotoshop LightroomやPhotoshop Lightroom Classicと名前を長くしただけで違いは一切分からないのだが、いずれにせよ3種類のソフトが使えるらしい。
一方月額2480円のデザイナー向け単体プランはPhotoshopしか使えない。
価格の表示ミスか?と疑いたくなるような仕様である。
ストレージ容量もこの表を見る限りだとフォトプランは最大10TB使えるのに単体プランは100GBまでしか使えない。
これでは単体プランを申し込む意味はないのではと思ったが実際はフォトプランの方は月額980円だと20GBまでしか使えず、単体プランは2480円で100GBまで使えるようだ。
フォトプランで20GB以上使う場合は追加料金を支払う必要がある。
したがってまさに自分はデザイナーで大量のストレージ容量が必要だという人は単体プランを購入するのだろう。
私が見つけられた単体プラン契約のメリットはこれだけである。
もうひとつあるとすればフォトプランは月980円とあるが実際は年契約だ。

契約を見てみると契約はどちらも年間プランで、月々の払いにするか一括にするかしかなく、2か月間利用して1960円だけ払うという使い方はできないと分かる。

一方の単体プランは年間プランの月々払いと一括払いのほかに月々プランというのが存在する。
つまり先ほど言った2か月間だけ契約して利用するということが可能なのである。
だがその金額には注意が必要だ。
月々プランにした場合の1か月の使用料は3480円。
実にフォトプランの3か月半分の利用料を1か月で取られる計算になるし、単体プランで見ても年契約よりも1.5倍高い。
「どうしても1か月だけPhotoshopが利用したいんだ!」などという特殊な理由を抱えた人以外には意味がないので月々払いが出来るというのもメリットとは言いにくい。
すると単体プランの明確なメリットはストレージ容量がフォトプランの5倍、100GBまで使えるということだけといっていい。
写真1枚はフルサイズでも5MB程度。編集や加工で容量が10MBに増えたとしても20GBの容量があれば2000枚の写真を保存できることになる。
少なくとも私にとっては十分であるし、2000枚じゃ足りねーよという人も相当に少ないはずだ。
したがってはっきり足りないと確信がある人以外はフォトプランの契約で間違いないだろう。
私も早速購入し、ダウンロード、インストールしてみた。

インストールしたPhotoshopを開いてみると何やらいきなりプロっぽい編集ページになった。
なんでも初めて使用する人向けにチュートリアルを用意してくれているらしい。
左端には見慣れないアイコンがぎっしりと並べられているがPhotoshopで67種類のツールがあるらしい。
それをひとつひとつ覚えていかなくてはならないのかと考えると気が遠くなるがExcelにも476種類の関数があるらしいがすべてを使いこなしている人間などプロでもそういないはずだ。
つまり67種類の中にも重要なツールとほぼ使わないツールなどが存在するわけで、これらすべて使い方を覚えなければPhotoshopを使えないわけではない。
何にせよ千里の道も一歩から。
ひとつひとつ学んでいこうと思う。