投資

アメリカの220兆円の景気刺激策を好感して日経平均は26年ぶりの上げ幅も本格上昇でないことに注意

日経平均株価0325日経平均株価 日足チャート

本日の日経平均株価は昨日の終値より1454円高い、1万9546円で取引を終えた。

上げ幅としては歴代5位。

1994年1月以来26年2か月ぶりの上げ幅だった。

トランプ大統領が党派を超えてこの危機を乗り切るため協力するべきだと呼びかけ、与野党合意の景気刺激策を打つことが好感された。

Yahoo!ニュース

 

米上院とトランプ政権、経済対策費220兆円で合意(AFP=時事) – Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200325-00000030-jij_afp-int
【AFP=時事】米上院とホワイトハウス(White House)は25日までに、新型コロナウイルス感染拡大による経済的打撃への対策費の規模について、2兆ドル(約220兆円)で合意に達したことが分かっ – Yahoo!ニュース(AFP=時事)

何に使うかはまだ公表されていないが対策予算は220兆円。日本の2年分の国家予算に相当し、アメリカとしても戦時下と同等のレベルだと言う事だ。

アメリカのやり方に対し、日本は大胆さが足りないと非難する人もいるがそもそもに財力が足りない。

アメリカはいざとなれば大量に保有している金(gold)もあれば超富裕層への一時的な増税など取れる選択肢がいくつかある。

対する日本はどうか、富裕層への増税を行ったところでアメリカレベルの経済刺激策を打つ資金は集まらないし、他にお金を集めるとなるといつもの国債発行くらいしか手がない。

兎にも角にも今日本はまだ大流行と呼べるほどの広がりを見せていないので莫大な景気対策が必要にならないよう、封じ込めに全力を注ぐべきである。

新型コロナの脅威はまだ終わっていない

各国が打ち出す経済刺激策がなかなか刺激的なだけに誤解されがちだがこれらはカンフル剤だ。

一時的な経済刺激であり、何度も言うがコロナ自体が終息しない限り経済回復はありえない。

仮にアメリカがイタリアのように都市封鎖や経済活動の停止にまで発展すれば損失は220兆円でも足りない可能性すらある。

本日買いが集まったのも、買っているのは短期筋のヘッジファンドであることを忘れてはいけない。

彼らはここを底だと反したわけではなく、飽くまで短期間に下げすぎた日本株の一時のリバウンドの利ザヤを取りに来ているだけで長期保有する気などさらさらないのだ。

値動きに騙され買っていくとこれら、ヘッジファンドの利ザヤ分を提供することになり、ああなたの買値がヘッジファンドの利益確定額となる。

何かあればすぐ下げる状況に変わりはない

新型コロナで恐ろしいのは医療崩壊である。

医療体制の整った地域において、新型コロナの致死率は0.2%程度と高くないが、その感染力の高さから感染者が爆発的に増えると、重症になっても治療を受けられなくなる。

こうなると致死率は一気に跳ね上がり、7%~9%程度と一気に殺人ウィルスとなる。

この状況を迎えているのが今のイタリアだ。

日本も当然対策はしているだろうが、爆発的に感染者が増えれば人工呼吸器などの高価な医療器具には限りがあり、医療崩壊を引き起こす。

日本が感染を食い止められているのは政府の頑張りと国民性もあるだろうが運も大きく関係していると思う。

何かのきっかで爆発的に感染者が増える可能性は十分にあり、すでに感染者が4万人を突破したアメリカではいつ起きてもおかしくないのである。

依然、いつまた暴落が起こってもおかしくないと言う事を念頭に入れつつ市場と向き合っていく必要がある。

無理な投資は厳禁だ。


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