本日の日経平均株価は昨日の終値より856円安い、1万8559円で取引を終えた。
日経平均が2万円を割った時に、今のままでは1万9000円はなんの目安にもならないと解説したがその通りの展開になった。
2万円を割ってわずか3日での1万9000円割れとなり、2年11か月ぶりの低水準である。
さて、今後の展開であるが日足チャートではもう安値を追えないので週足チャートで見て見る。
2万円を割った時も解説したが、今後は価格帯別売買高が最も大きい1万6750円にどれくらい接近するかがポイントになってくる。
売買高が最も多いということはこのラインで株を購入している人が多いことを示しており、ここを割ることで含み益が含み損に転換する人が数多く存在すると言う事である。
損が拡大するのは耐えられても利益が無くなるのは耐えられないのが人の性。
このラインに近付けば近付くほど利益があるうちに売ってしまおうと考える投資家が増えるので下げが雪崩のように加速する。
いわゆるセーリングクライマックスである。
こうなると本来のコロナウィルスに加え、テクニカル面でも下げるので今まで以上の下げになる可能性があるので注意したい。
Contents
本日の取引
3941 レンゴー(ロスカット)
日経平均が急落する中でも株価を守り続けていたレンゴーであったがついに陥落。
安値を割り込み、買いポジションはロスカットとなった。

残るは空売りのポジションだがポートフォリオ全体で空売りのポジションは十分持っているのでレンゴーのポジションは早めに処分したい。
7061 日本ホスピス(買い未約定)
ポートフォリオが売りポジションに傾いていたのでバランス調整で買いを入れた日本ホスピスであったがこの相場状況のため、高値を抜くことはなく約定しなかった。
逆に1500円の節目と安値更新が重なっているので絶好の売りポイントとなった。
が、今は他にも売り銘柄がごろごろあるので今回は様子見とする。
保有中の銘柄考察
1448 スペースバリューHD(空売り)
-20円。
上場来安値を更新したが依然底は見えない。
利益が乗って嬉しいのといつ跳ね上がるのですかという恐怖で半々である。
3941 レンゴー(空売り)
買いポジションがロスカットされたので売りポジションだけが残った。
チャート的には安値を割ってさーこれからという場面だがもともとは買いのポジションがロスカットされた場合の損失軽減のためのポジションなので欲張らずに利益確定していく。
本当は今日の安値を割ったタイミングで利益確定できるのが一番良かった。
6088 シグマクシス(空売り)
含み益が乗っているのになぜか怖い銘柄筆頭、シグマクシス。
今日も-69円、続落と絶好調だがとにかく値幅が大きい。
100株しか保有していないのに含み益は2万3600円。
私の場合だいたい含み益は抱えて1万円なので倍以上の利益が乗っていることになる。
ただ相場は下げの真っただ中。こんな局面で買い戻すのは理屈に反する。
だがもう利確してくれという心の叫びも抑えられなくなりつつある。
ポジション総括

唯一の買いポジション、レンゴーがロスカットされたのでポートフォリオは売りポジションのみとなった。
いくら今は買い戻す時期でないとしても暴落に備え空売りするように、暴騰に対する備えも必要であろう。
今は買える銘柄がなかなか見つからないので利益が乗ってきた銘柄に関してはそろそろ利益確定を考える必要がある。
これは飽くまでリスク管理の観点からの利益確定である。
明日の予定取引
7512 ネットワン(空売り)
今日の暴落でまた売りのサインが出ている銘柄は沢山あるが、どれも安すぎたり、勢いが強すぎたりしてなかなかエントリーしにくい。
そんな中ネットワンのような安値目標がある銘柄は貴重である。
本日の安値割れで空売り。
前回の安値、1657円を目指す。
今日の一言
個人的には安値警戒感が結構出てきたが世界の反応を見る限り、もう少し暴落は続きそうである。