本日の日経平均株価は昨日の終値より9円高い、1万7011円で取引を終えた。
NYダウの3000ドル近い大幅な下落を受けた跡としてはよく耐えた形だが、日経平均は前日に429円、その前の営業日では1128円下落しており、下げすぎだと感じた投資家から一時的な買いが入ったに過ぎない。
むしろ押し目でも目立った反発が出来ないほど下げの勢いが強いと見るべきだろう。
ヨーロッパでは国境を封鎖する国もいくつか出始めたり、企業でも店舗を臨時休業したり工場を一時閉鎖したりといった対応に追われている。
今後経済損失はまだまだ積み重なるのでまだまだ下げ相場は継続するだろう。
短期の買いは非常に危険な状況にあることを認識しなければならない。
だが同時にコロナ対策には各国全力を尽くしていることも確かであり、今後気温の上昇、投稿薬の開発など感染拡大に限りが見え始めれば下げすぎた分も含め、一気に反発する可能性があるので全力での空売りも注意が必要だ。
今現在、空売りのポジションを持っている人はその反発のタイミングを見誤らないように注意しながらポジションを保持、新規で持とうという人は控えめに持ち、無理にエントリーしないのが無難だろう。
このブログでは何度も言っているがコロナはどこかのタイミングで必ず終息する。
このタイミングを正確にとらえることがコロナ相場を勝ち残る最大の鍵である。
短期投資はお休み中
先週、13日にポジションをすべて利益確定してからは様子見に徹している。
明日も反発してくれればいい押し目を作って空売りできそうな銘柄が見つかるかもしれないが、上述したように、そもそもが下げすぎなような気がするのでエントリーは慎重に見極めたい。
むしろこのまま押し目も作らず下げ続けるようであれば強烈な反発が起きやすいので逆張りの買いを狙う展開もありうる。
いずれにせよ、世の中の動向と株価の動きを慎重に見極めていく必要がある。
四季報で長期銘柄を物色中

昨日四季報が届いたので本日は長期投資向きの銘柄物色にいそしんだ。
北朝鮮やイランなどのような最悪のケースが考えられるテールリスクと違い、コロナウィルスは絶対に世界を滅ぼすことが無いので今の相場は明らかな下げすぎであることは明らかである。
したがって優良銘柄がとんでもなく安値で叩き売られているこの状況は10年後見据えた長期投資には絶好の買い時と言っていい。
コロナの影響を織り込んでいないのは残念だが、業種や主戦場からコロナの影響を推測し、影響の少なそうな銘柄を買っていく。
近く、長期投資向けの銘柄紹介も更新するので長期投資を行う人は参考にしてほしい。