本日の日経平均株価は昨日の終値より724円高い1万9389円で取引を終えた。
新型コロナは依然世界で猛威を振るっているがそれに伴いアメリカの経済対策が早期に実現するのではという米国株が買いを集め、その流れを引き継ぐ形で日経平均も上昇した。
この3月はとんでもないスピードで株価が下げてきせいか、今週は大反発し、1週間で2836円(17%)も値上がりした。
週刊での上げ幅としては過去最高らしい。
しかしコロナの経済への影響はむしろこれからが本番と見るべきだろう。
ヨーロッパでは外出の自粛ではなく守らなけらば刑罰のある外出禁止令、生産停止。
中国を抜いて最大の感染者数を抱えるアメリカでも生活に関係ない店舗は営業を制限されたりしている。
220兆円の経済刺激策はとてつもないように見えるがこれは飽くまでコロナが1か月程度で終息することを前提とした対策だ。
仮にコロナが長期化し、復興に1年も要するとすればその間国民に現金を支給し続けるほどの体力はさすがのアメリカにもない。
日本など言わずもながらである。
経済活動の停止が長期化すれば世界大恐慌のような「飢餓」などを心配する必要性すらでてくる。
コロナウィルスがもたらしす本当の被害は健康被害以上にそれによって制限される経済被害が大きいのだ。
この週末、どのような動きになるか心しておく必要がある。
本日の取引
1448 スペースバリューHD(空売り約定)
第一トレンドラインに頭をぶつけたタイミングで試しの空売りを仕掛けたスペースバリューHD。
注文は約定したものの、トレンドラインを突破してきた。
すでにロスカットのポイントとした25日の高値を超えているので本日の高値を超えたらそこでロスカットする。
2130 メンバーズ(空売り未約定)
こちらも25日移動平均線を超えてきて25日の高値も更新したが、昨日の安値を割り込まなかったので約定には至らなかった。
注文は一旦外し、値動きを見守る。
3254 プレサンスコーポレーション(空売り約定)
こちらも空売りを仕掛けていた銘柄で約定はしたもののはっきりしない値動きとなった。
一応まだトレンドラインが意識されていそうで他の銘柄よりは安心できる形だが、ロスカットポイントは変えず25日の高値抜けでロスカットする。
現在のポジション

この一週間はずっと傍観していたがさすがに戻しすぎだろうと言う事で試し売りをやってみたがこの通りである。
あれ相場の値動きは恐ろしい。
各国のバーゲンセールのような経済対策が注目を集めているが、この規模で感染拡大が続けばどの国も医療はもちろん、財政もパンクする。
そしてそのシナリオに向かっているので来週暴騰と言う事ないだろうと投資の面では結構案している。
が、肝心のコロナウィルスが私のすぐ近くまで来ているようでいよいよ対岸の火事ではなくなってきた。
あなたもマスクなんかよりも手洗いうがいを徹底するように。