本日の日経平均株価は昨日の終値より246円安い、1万7818円で取引を終えた。
理由は言うまでもなく、新型コロナウィルスの感染拡大にあるが、歯止めがまったくかからない、日を追うごとに状況が悪化している中でもなかなか株価が下がらない。
連日3兆円~4兆円規模で取りきされていた売買代金も今日は2兆5703億円と、小商いだった。
短期筋の投資家は軒並み売り払って、売られるはずの株が枯渇しているのかもしれない。
だが決してこれ以上下がらないというわけではない。
コロナ騒動の最初に信用買いした投資家の保有期限は2か月後に迫る。
また、そのころになると四季報の第3集が発売され、コロナの爪痕が業績という形で生々しく投影されることになる。
そうなれば中長期的な投資家からも売りが増え、更なる暴落をもたらすのは必至であろう。
コロナ問題は悪化の一途だが、株価の予想は難しくなってきた。
Contents
本日の取引
3475 グッドコムアセット(空売り約定)
昨日の予定取引では3452 ビーロットを空売りすると宣言していたがビーロットは空売りできない銘柄だったので急遽こちらのグッドコムアセットに変更した。
ビーロットと同じくトレンド転換と25日移動平均線の抵抗が重なるいい位置にいたので昨日の安値抜きに逆指値を入れ約定した。
が、

ロスカットの設定を間違え、一度無駄なロスカットをしてしまった。
実にばかげたミスだが長年短期投資をやっていると誰しもが一度はやってしまう。
切り替えて再度エントリー。
本当のロスカットポイントは31日の高値抜き。
25日移動平均線にヒゲでタッチしたので悪くない値動きである。
保有中の銘柄考察
1448 スペースバリューHD(空売り)
-33円と大きく下落し、支持線を割り込んできた。
こうなると利益確定が難しくなるがひとまず安値と重なるボリンジャーバンドの₋2σを目安に利益を伸ばしてみる。
1911 住友林業(空売り)
こちらも-40円で大きく下落してきた。
他の銘柄と違い、底値までまだまだあるのでこちらは余裕を持って利益を伸ばせる。
だがポイントは一緒で安値+ボリンジャーバンドの-2σを目安とする。
ポジション総括

順調に利益が乗ってきた。
東南アジアへのコロナウィルスの広がりを見るとインフルエンザのように夏に終息する可能性はどんどん少なくなってきている。
そうなれば人類がコロナに打ち勝つためにはワクチンの開発が絶対条件になる。
ワクチンの開発にはどんなに急いでも半年はかかるだろうし、その間経済は縮小し続けるものと推測される。
これは長期の下落相場になりうる。
いずれにせよ好転するような材料が生れるまでは空売りをメインで市場に付き合っていくのが無難だろう。
明日の予定取引
3939 カナミックネットワーク(空売り)
ここ最近の調整期間を経て本当に私好みのチャートが増えた。
このカナミックネットワークも25日移動平均線とトレンド転換が重なる綺麗な形だ。
相場に合わせて空売りのポジションを増やしていく。
本日の安値割れで空売り、昨日の高値割れでロスカットする。
今日の一言
コロナとの戦いは本当に長期戦に入った可能性が高い。
もちろん、頑張りしだいで短期終息も可能かもしれないがそれを期待して計画を建てるのは賢明でないだろう。
戦いが長期化することを前提に自分の身の振り方を考えていこう。