本日の日経平均株価は昨日の終値より595円高い、1万9638円で取引を終えた。
トランプ大統領が事態の早期収拾に向けた計画を早期に示すという謎の理由で安心感が広まったとのことだ。
もはやこんな曖昧で抽象的な交換材料でここまで上げるのかと呆れてしまう。
売買代金は一応節目となる2兆円を突破したものの、2兆2679億円と商いは相変わらず細い。
買いを先導しているのが個人投資家であることは明らかだ。
安い今に株を買うことは決して間違いではないが、ちゃんとした展望を持って購入しないと利益確定までこぎつけることは出来ない。
株が安いのは飽くまで平常時での話であり、値上がりするのはこの非常時を脱する、つまりコロナが終息することが大前提である。
つまり、感染拡大が止まることはもちろん、しっかりとした治療法が確立され、企業がコロナの影響を完全に脱した状況が利益を取れる時期である。
従って、今買った株の収穫時は今から2~3年くらいは待たねばならず、半年や1年で利益を取れると考えていると大損する可能性があることを心にとめておいてほしい。
繰り返し伝えているがコロナとの戦いは始まったばかりである。
Contents
本日の取引
8897 タカラレーベン(空売り約定)
昨日の安値を割り込んだので空売りの注文が約定した。
一時は-8円まで下げたが最終的に-1円まで戻ってきた。
だがこの市場の上げを考えるとよく耐えたほうである。
しっかりと25日移動平均線が意識され、頭を押さえられている。
まずは直近安値である300円手前を目指す。
保有中の銘柄考察
1911 住友林業(空売り)
-26円。
一時は₋56円まで下げたが市場が後場になって急激に伸びたこともあり、-26円にとどまった。
しかしこちらも市場の上げと比べるとしっかり下げてくれた。
25日移動平均線の下に来たのでここから下げが加速することに期待したい。
5929 三和HD(空売り)
+12円と反発したが25日移動平均線が意識され、頭が抑えられた。
こちらも市場の割にはよく耐えてくれた。
このまま25日移動平均線が抵抗となり下げるのを期待する。
9505 北陸電力(空売り)
-4円。
こちらは反対に25日移動平均線が支えとなり、下落を妨げている。
ただかといって上昇にも転じておらず、もたもたしているので諦めるのはまだ早い。
停滞期を抜け出して上に抜けてしまう可能性もあるがその場合はしっかりとロスカットを設定しているのでゆっくり下げるのを待ちたい。
ポジション総括

住友林業の利益が戻ってきたが相場は短期的ではあるが緩やかな上昇傾向にあるのでまだ含み損の銘柄が多い。
少額でやっているのでロスカットできないような急騰が無ければ対応できる。
そうならないことを祈ろう…。
明日の予定取引
4088 エア・ウォーター(買い)
市場の状況を考えるとまだ買っていける状況ではないが今のポジションのすべてが空売りのポジションなのでリスク分散のため、買いのポジションも一つ持つ。
25日移動平均線を支えに上にトレンド転換してきた。
本日の高値を抜けてきたら買い、25日移動平均線を割り込んだらロスカットする。
今日の一言
すごく買いたくないがここまで売りポジションに偏ると買わざるを得ない。
リスク分散は大事。