本日の日経平均株価は昨日の終値より352円安い、1万9914円で取引を終え、心理的節目の2万円を割り込んだ。
テクニカルで見ると日経平均を支えるトレンドラインは強固に作用しており、一時的に割り込んでもすぐに値を戻す展開が続いている。
が、上がってきた25日移動平均線と下がってきた75日移動平均線に挟まれる形で今後どちらに振れるかのターニングポイントとなる。
ファンダメンタル要因としてはアメリカの経済先行きと中国との対立懸念が強まっているのと各企業の3月期決算の減益が視認化されだし、売り圧力となっている。
アメリカの雇用統計が戦後最低であったにもかかわらず、大きく下げなかったことを見ると各企業決算が減益になることもある程度織り込み済みである可能性が高いので暴落する危険性は低いと見ている。
ただこれはコロナが終息し、経済活動が再開されることが前提なので2度目の流行が発生すれば暴落する危険性は一気に高まることを念頭に置いておく必要がある。
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本日の取引
1854 五洋建設(買い、約定)
陰線、-14円であったが上ヒゲで昨日の高値を抜いたので買い注文が約定した。
最近こういった「終わってみれば約定しないほうがよかったな」といった約定が続いている。
よくあることなので仕方がないのだが連続するとやはりストレスになる。
幸いトレンドラインは割り込まなかったのでこのトレンドラインを根拠に利益を伸ばしていきたい。
8923 トーセイ(空売り、未約定)
空売りの注文をしていたトーセイだったが窓開けで始まり、そのまま下げてしまったので約定しなかった。
もう少し高いところから始まっていれば大きな利益になっていただけに残念だ。
ここからの追撃は非常にリスキーなのでこの銘柄は観察に戻す。
保有中の銘柄考察
1942 関電工(空売り)
空売りなのに陽線で約定し気持ちの悪かった関電工だが-14円でチャートとしてはキレイな下げ形になってきた。
だが底値は硬そうなので欲張らずに行きたい。
2173 博展(買い)
-17円。
下げ幅としては許容範囲だが上ヒゲと下ヒゲをそれぞれ付け、値動きに迷いが見られる。
すぐ上には200日移動平均線もあるのでここいらが潮時か。
一応本日の安値割れに利益確定ポイントを設定し、様子を見る。
7733 オリンパス(空売り)
こちらも陽線約定の気持ち悪さがあった銘柄だが-49.5円と綺麗に下げてくれた。
あとはこの200日移動平均線を突破できるかがポイントとなる。
ポジション総括

下落相場であったが買いポジションはそれほど値下がりせず空売りが大きく利益を伸ばしてくれた。
うまくリスク分散ができている。
今後の展開が読みにくいが下げトレンドに入るのなら博展は早めに利益確定し、上げトレンドになるならば空売りポジションを微益、または少額ロスカットで撤退し、博展を伸ばしたい。
明日の予定取引
8897 タカラレーベン(空売り)
緩やかな上昇をしていたタカラレーベンであったが本日トレンドラインを割り込んできた。
株価も安く、リスク管理に向いているので空売りを仕掛けてみる。
本日の安値割れで空売り、5月12日の高値抜けでロスカットする。
今日の一言
今日、39県で緊急事態宣言が解除された。
市場にどう影響するか明日注目である。