本日の日経平均株価は昨日の終値より176円安い、2万2438円で取引を終えた。
ここに来て感染拡大が意識されたのか、NYダウが396ドル安と大きく下げたことに吊られる形となった。
また国内では九州地方を中心とする豪雨災害の被害拡大も懸念されており、経済活動再開が遅れるのではという側面からも売りを誘った。
なお、東京の新規感染者数は75人と、7日ぶりに100人を下回った。
テクニカル面では25日移動平均線を超えてきたが騙しに終わる可能性が高いと解説していたが、やはり上ヒゲをつけて25日移動平均線に戻ってきた。
現在の状況は株価が保たれていることが不思議であり、いつ下げてもおかしくない状況にある。
投資家の期待の表れなのか2万2000円は相当に底堅いが高値を更新していくにはどうしても期待だけではなく実態的な好材料が必要なので上値更新の期待はしないほうが無難だろう。
2万2000円を割らないのであれば、当分株価はこのまま横に推移していくことになる。
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本日の取引
2181 パーソルHD(買い、ロスカット)
買いで持っていたパーソルHD。
約定は実にきれいなものだったが昨日今日と急転直下の下落であっさりトレンドラインと25日移動平均線を割り込んでロスカットとなった。

約定した日に欲張らず半分を利益確定していたことが活きた。
短期トレードでは得てしてこういうことがよく起きるので欲張りすぎないことは非常に大切である。
保有中のポジション考察
3143 オーウイル(買い)
-16円。
下落と言うよりはレンジで株価が戻ってきたというべきで、このまま下に割る心配はあまりしていないがそれでも含み損になると不安である。
3465 ケイアイスター不動産(買い)
ここまで絶好調だったケイアイスター不動産だが-61円と大きく下げてきた。
6営業日連続の値上がり中であったし、高値到達で達成感も出やすかったのでここいらで調整が入るのは致し方ない。
問題はトレンドラインと25日移動平均線を割り込むことなく反転するかである。
3482 ロードスターキャピタル(買い)
市場の下落に反して+8円と反発してきた。
微々たる反発だがこの銘柄は続落すると下げ継続のトレンドになりそうなので大きかった。
上昇に転じるとまではいかなくていいのでなんかと25日移動平均線まではタッチしてほしい。
3677 システム情報(買い)
システム情報も約定した時は気持ちのいい約定だったが-54円と大きく下げてきた。
25日移動平均線で折り返すかがポイントとなる。
8515 アイフル(空売り)
上に調整中だったアイフルだがトレンドラインがうまく機能し、反落してきた。
このまま安値を割ってくれれば目標の210円まですんなりいってくれそうだ。
8804 東京建物(空売り)
-3円で続落だが市場の下げ具合からすると物足りないし、チャートで見ると持ち合いに近い。
未だトレンドラインの外に飛び出したままでトレンド転換の可能性がある。
安値さえ割れば簡単に下げてくれそうな形なのだが……。
信用建玉一覧

アイフル、東京建物の2銘柄は全然下げなかったのに対し、パーソルHD、システム情報法、ケイアイスター不動産と買い銘柄は市場以上によく下げた。
久々に狙い撃ちされたような局所的な下げを食らった。
パーソルHDはすでに全ポジションを整理したし、ケイアイスター不動産は半分を利益確定済みなので今後大きな損失になることはないが、システム情報はまだ処理していないし、ボラティリティーが大きい銘柄でもあるので少し心配だ。
この銘柄があっさりロスカットを食らうような展開になると一転して7月は厳しい戦いになる。
明日の予定取引
1448 スペースバリューHD
6月上旬までは緩やかな上昇トレンドだったスペースバリューHDだが、そこからは緩やかな下降トレンドに入っている。
今回は下降トレンドの転換を求めてきたが25日移動平均線に阻まれた感じなので空売りを仕掛けてみる。
本日の安値割れで空売り、昨日の高値抜けでロスカットする。
2412 ベネフィット・ワン(買い)
いかにも高値まで届かず、ポキっと折れてしまいそうなベネフィット・ワンだが、ボラティリティーが大きいので2400円あたりを目標に短期的な利ざやを取りに行ってみる。
本日の高値抜けで買い、7月2日の安値割れでロスカットする。
8425 みずほリース(空売り)
みずほリースもトレンド転換して上に行きそうな気配だったがこちらも25日移動平均線で反転する可能性がある。
上向いてきている75日移動平均線がネックであるが仮にここまででも十分な利益になるのでトレードしてみる。
本日の安値割れで空売り、昨日の高値抜けでロスカットする。
今日の一言
ボラティリティーがでかいと心労も倍増する。