日本の歴史上、最も特殊なGWとなった2020年。あなたはいかがお過ごしだろうか。
3月は激動の月であったと先月の月次報告で伝えたが4月にはついに日本でも緊急事態宣言が発令され、ヨーロッパのような厳しい外出規制ではないものの、過ごしにくい月となった。
世の中は混乱の渦中にあったわけだが日本市場は意外にも上昇する局面も多かった。
4月30日までの日経平均の日足チャートを見ると値動きが激しく、荒れているものの緩やかに上昇していることが分かる。
世の中の混乱具合と比べると拍子抜けするような値動きで空売りをメインとしたトレードではかなり悪戦苦闘させられた。
ではそんな4月の投資成績を振り返ってみたいと思う。
短期投資
3月末時点の評価額と比べると約1万7000円増。
値動きが大きく、しかも空売りメインという読み外しの中、正直よく戦えたと思う。
怖くて金額は大分抑えたがそれでも十分自信になった。
とは言いつつ世の中は「コロナ撲滅!」から「コロナと共に」という考え方に変わりつつある。
コロナとの戦いは長期戦で今後も自粛ムードが続けば間違いなく下がり続けるという確信があったが経済活動の再開が早期に実現すればここが底という可能性もある。
相場が読めない以上資金は抑えめに様子を見ながらのトレードを続けるほかない。
したがって5月も似たようなトレードになるが少額でもプラスになるように頑張りたい。
4月の全トレード


中期投資
4月分の買い
中期投資は信用取引を用い、半年間を目安に保有している。
そして毎月1銘柄買い足しているが…
9416 ピジョンを購入した。
ピジョンはWebマーケティング支援とWi-Fiレンタルが主力の会社でまさに今の状況にぴったりの銘柄である。
市場を見極めるため最終日の30日まで静観に徹したが結果としてかなりの安値で購入できた。
現在のポートフォリオ

ポートフォリオとしては絶賛含み損中である。
元金が60万で含み損が20万円なので資産は1/3になっている計算だ。
さらに最初に購入したスペースバリューの返済期限が6月に迫っているのでロスカットになる可能性も高い。
中期投資は始めたばかりで散々なスタートとなっている長い目で見れば利益になると信じている。
長期投資
4月分の買い
長期投資の買付も中期投資同様、ぎりぎりまで見極め30日の購入になった。
買った銘柄は4714 リソー教育。
首都圏で個別指導塾を展開している。
生徒が集まる環境なのでコロナの影響を受けることは予想されるが家庭教師派遣やオンライン英会話なども展開しているので影響は限定的だと予想している。
また、株価は十分に下がっていることと配当を年4回も出しているのでじっくり育てたいと思う。
現在のポートフォリオ
こちらも含み損で表示は真っ青。
だがこちらは長期投資。
中期投資よりも含み損は多いがまったく心配していない。
何せ10年後にプラスになっていればいいのだから。
利益確定は積極的に行っていくが下げる分にはいくらでも塩漬ける。
4月の総括
中・長期投資においては戦術に一切変更はない。
含み益が出ようが含み損が出ようが毎月淡々と優良銘柄を買っていく。
短期投資はかなり忙しく、頭を働かせたがあまり利益が乗っている印象は無く、もしかしたら月間でマイナスかとも思ったがプラスになっていて安心した。
また空売りをメインとして市場とは逆読みだったが結果を残せたことが大きな自信となった。
5月もこの調子で頑張りたい。