投資

四季報で選ぶ長期投資におすすめな銘柄を個別評価 ~~【3465】ケイアイスター不動産『2019年4集Ver』

ケイアイスター不動産は北関東が地盤の不動産会社。

主力は1次取得層向け分譲住宅だが注文住宅、中古住宅もこなす。

TEIAI不動産ではないので注意。

ki-group.co.jp

前号、前々号と不動産の好調が目立っていたが今回の4集号では不動産関連は失速が目立つ。

そんな中、ケイアイスター不動産は小規模ながら増益を続ける有望株である。

ファンダメンタル分析

近況

主力の戸建て分譲住宅が引き続き好調で営業益増加続く。

純利益も順調増。増配への期待も高まる。

IT、特にAI分野への投資を積極的に行っている。

独自のキッチンや家具などの開発で独自性を強めている。

高いROEとPERで見る割安性

ケイアイスター不動産のファンダメンタルにおける魅力は24%とという平均の倍以上の高いROEにある。

ROEは簡単に言えばいかに効率的に稼げているか、どれだけお金を有効活用できているかの指標である。

日本のROE平均は10%前後なので一般的な企業より倍以上、お金をうまく使えていることになる。

今年の予想PERは6.8倍。

安値平均が5.2倍なので会社の歴史で見ても安値水準と言える。

小規模ながら順調な増益

3465 ケイアイスター不動産(四季報オンライン)

ケイアイスター不動産は事業規模がそれほど大きくないので名の知れる大企業のように何十、何百億の増益というよな派手さもなく、新興企業のように毎年利益が倍増ということもない。

だが、実に長期投資向きな堅実な、そして安定的な増益を続ける企業だ。

18年3月から19年3月の純利益の伸びは微増に留まるが、20年3月の決算では4億円近い増益を見込んでいる。

21年も3億円の増益予想で、堅調な成長が続きそうだ。

高い配当利回り

不動産関連銘柄は総じて配当が高い傾向にあるが、ケイアイスター不動産はその中でもトップクラスで予想配当利回りは4.62%を誇る。

さらに今年はさらなる増配が期待されているようだ。

ちょっとだけ気になるお財布事情

ケイアイスター不動産は自己資本比率が19.8%と低い。

それにもかかわらず、前年の営業キャッシュフローは1億5700万円の赤字に加え、今年も7百万円しか入っていない。

手持ち資金は1億円以上あるのですぐにどうこうなることはないであろうが少し不安が残る財布事情だ。

詳しいファンダメンタル分析は四季報で

テクニカル分析

続いてはテクニカル分析だ。短期と長期の二つの目線で考察する。

 二回目の上昇を終え、調整入り【短期的目線】

3465 ケイアイスター不動産の短期的テクニカル分析

ケイアイスター不動産の日足チャートを今年5月くらいからの短期で見るとグランビルの法則で2回目の上昇を終え、調整に入ろうかという局面に見える。

9月27日には窓を開けて下落したが25日移動平均線が意識された。

今後はこの25日移動平均線が支持されるかそれとも75日移動平均線まで調整が続くかがポイントだ。

25日移動平均線で折り返せば上昇の2回目は継続。上げの勢いは強いと見れる。

75日移動平均線まで調整すれば一旦上昇は一服。3回目の上昇を伺う展開になるが、時間がかかりそうだ。

順張りするにしても逆張りするにしてもどこが支持線なるかを見極めてから買いを入れたい。

長期の目線で見れば上昇は始まったばかり【長期的目線】

3465 ケイアイスター不動産の長期的テクニカル分析

短期の目線で見れば登り龍のごとき上昇に見えた上昇も、長期の目線で見ればまだ始まったばかりだと分かる。

注目すべきは価格帯別売買高が最も集まっている1940円付近に線を引くと長期のネックラインとボトムラインを反転する線になるということだ。

つまりこの線を意識してトレードしている人は多く、チャートにも反映されやすい。

直近の株価を見るとこの価格帯別売買高のラインを突破した。

今後このラインは支持線になる可能性が高いので短期の目線でも安心して買いを入れられそうだ。

目標株価はチャートで見る最高値、ダブルトップのネックラインとなる2500円あたりだろう。

ここまで上昇すれば一旦、または半分は利益確定しても良い。

短期トレードならロスカットはこのボトムライン割れ。

長期で見るならば安値の1400円割れといったところか。

テクニカル分析を勉強するならこれ

【3465】ケイアイスター不動産の総評

小規模で成長も緩やかながらROEも24%と高く、堅実な成長を続けている。

懸念として自己資本比率の低さと営業キャッシュフローが芳しくないのことがあげられる。

少し注意して観察する必要がある。

短期で見た場合、株価は少し割高に感じる。いったん調整を待つのが無難だろう。

長期で見る場合は配当利回りが4.62%と非常に高いことと、上昇は始まったばかりなのですぐに買っていって構わない。

だが先ほど述べたようにキャッシュフローに若干の不安があるので定期的にチェックする必要がある。

「買って10年放置したい」というような超長期投資には向かない。


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