投資

四季報で選ぶ長期投資におすすめな銘柄を個別評価 ~~【2768】双日『2019年4集Ver』

双日は自動車、航空、肥料に強みを持つ総合商社である。

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商社は事業規模が巨大である場合が多く、個人では会社の動向や調子といったものが掴みずらい。

今何をやっていてどんなことが利益の柱になっているのかなどを調べるのは至難の業である。

だからこそこのような企業こそ四季報を用いたファンダメンタル分析が重要である。

ファンダメンタル分析

近況

ベトナムで天然ガスの供給会社を大阪ガスと合弁で設立予定。

メキシコでは自動車販売の低所得者向け金融企業に参画し事業拡大を狙っている。

PER・PBRは共に低水準

1株が純資産の何倍まで買われているかを見るPBRは0.67倍という低さ。

PBRはひとつの目安として1倍を割れているかどうかを見られるが双日は1倍を大きく下回っている。

かなり割安な状況であると言える。

さらに、1株当たり純利益の何倍まで買われているかを示す指標PERも高値平均8.4倍、安値平均6.0倍という中、2020年3月の予想PERは5.6倍と安値平均を下回っている。

ファンダメンタルではPERとPBR、代表的な二つの指標で割安となっている。

貿易の不安定をものともしない力強い連続増益

2764 双日の業績推移

昨今の世界情勢は荒れに荒れている。

イギリスのEU離脱問題や米中の貿易戦争。

北朝鮮の核開発問題に日韓関係の悪化などネガティブな内容しかない。

その度に円が買われ、日本の貿易に悪影響を与えるというのはお決まりとなっているわけだが、そんな状況をものともしないこの力強い純利益の増益は感服するばかりである。

実績としては4年以上連続の増益。

そして翌年、翌々年も増益予想である。

全銘柄中トップクラスの配当利回り

双日の1株あたりの予想配当金は8.5円の2回配当である。

配当金だけで言えば100円以上出している企業もあるので非常に少ないように感じるが、双日は株価が8月29日時点で322円。

これに8.5円の配当が2回つくと17円だ。

322円に対し17円の配当がつくので利回りでみると実に5.28%とという上場企業の中でもトップクラスの利回りとなる。

100万円分の株を購入していれば1年で5万2800円の配当金がもらえる計算である。

銀行に預けているお金が馬鹿らしく感じるだろう。

詳しい情報は会社四季報で

テクニカル分析

2768 双日の日足チャート

ファンダメンタルの優秀さとは裏腹に株価は絶賛下降中である。

2年前から広い目線で日足チャートを眺めると順風満帆に値上がりを続け、高値圏で停滞した後、下降してきている。

ファンダメンタルの優秀さを考えるとこの下降は調整でいずれ上昇していくものだと予想できるのだが、どこまで調整するかまでは分からない。

8月6日につけた安値がひとつの目安になるが安値の切り上げはまだ確認できないのでまだ調整が続く可能性がある。

2月14日から引ける斜めの上値抵抗線は9月にブレイクしているので、このまま332円の支持線が機能すればトレンド転換の可能性が高い。

したがって今はまだ下げるか上昇に転じるかの境目であるので慎重に買いたい人はもう少し様子を見たほうがいいだろう。

長期でじっくり持つ気があるなら今の段階で買っていって構わない。

値下がりしたらさらに買い増しを入れよう。

テクニカル分析を学ぶならこちら

【2768】双日の総評

ファンダメンタルはPER・PBR、キャッシュフローに業績、利回りと非の打ち所がない。

無理に難癖をつけるとすればROEが10%ぎりぎりであるということと若干純利益の伸びに鈍化が見られる点だ。

そしてテクニカルの面ではつい最近まで高値を推移していた銘柄で今現在も安値と高値の中間あたりを推移しているのではっきりと割安と言える状況にない。

ネガティブなニュースがあればさらに下げる可能性もあるので買いどころの模索は他の銘柄と比べると少し難しい。

しかし最低購入額が非常に安い銘柄であるので自信がない人は少量買い、値下がりするたびに買い増しを入れていくという戦略がいいだろう。

何度も言うがファンダメンタルは非常に優秀なので値上がりする可能性は非常に高い。

これ以上の値下がりを期待して買い時を逃してしまうことのほうが勿体ない。


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