待ちに待った懐かしのゲーム、モンスターファームが11月28日にスマホに移植され発売された。
待ちに待っていたゲームだったのだが忙しかったこともあり、発売日の2日後に発売を知ると共に初プレイもこんなタイミングになってしまった。
何はともあれようやくモンスターファームをプレイできる。22年前の童心を思い出しながら早速プレイしていく。

モンスターファームは1997年に発売された育成シミュレーションゲームだ。
CDからモンスターを再生させ、育てるというシステムが斬新で、このCDからはどんなモンスターが出るのか!?と心を躍らせたことを覚えている。
聞きもしない演歌や民謡からは強いモンスターが出るのではと中古のシングルCDを漁ったのも良き思い出である。

さっそくゲームをプレイしてみる。
おおぉ。
早速感動。
上位機種に移植されると画質なども現代クオリティーになっているケースが多いが原作を知るものからすると余計なお世話である。
画質もPSで発売された当時のまま移植されたようだ。
懐かしさがこみ上げてくる。

このゲームはブリーダーになってモンスターを育てる。
育てたモンスターを大会に出場させて強さを競う。そんなゲームだ。
ブリーダーに認定されたので早速協会に行って登録を行う。

協会に登録に行くと調教助手が付くと言われた。そういえばそんなのがいたような気がするが全く覚えていない。
当時かなりやり込んだ記憶があるのだがかなり忘れてしまっているようだ。
調教師と調教助手の関係はどちらかが引退するまで解消できないようだ。
なんと過酷な世界なのだろうか…
ブリーダーとしての登録を済ませたら今度は育てるモンスターの獲得だ。
モンスターファームでは市場・神殿・工房の3つでモンスターを獲得することが出来る。

モンスター市場に行くと市場なのになぜか無料でモンスターが提供される。
ポケモンの最初の3匹みたいな感じだろうか。
一番右はスエゾー。正直一度も育成した記憶がないのだがモンスターファームというとこのモンスターが真っ先に出てくる。
今回の移植版では育てて見ようかな…

とはいえモンスターファームの醍醐味はCDからのモンスター再生である。
やはりモンスターはCDから手に入れたい。
ということでCDからモンスターを再生させるモンスター神殿を選択する。

当時はCDをPSに入れることでそのCDのモンスターを再生することが出来たが当然のようにスマホではCDを再生できない。入手も面倒だ。
どうやらプレイヤーはこの世に存在するすべてのCDを持っているという前提のようだ。
タイトル名、アーティスト名でCDを検索して好みのCDからモンスターを再生することが出来る。
モンスターファームは同じCDからは同じモンスターしか再生されない。
したがってどのCDからどのモンスターが出るか特定できればそのモンスターはいつでも再生できるのだ。
当時はインターネットもまだ普及していなかったので新しいCDを入れるたび、どんなモンスターが再生されるのかとワクワクドキドキであったが今の時代であればあっという間にモンスターリストが制作されるだろう。
そうなってしまうと当時のワクワクドキドキはまったく味わえない。
どうせならモンスターはガチャにしてしまったほうがモンスターファーム独特の興奮を再現できたのではと思う。
最初に再生するCDはこれと決めていた。
私が初めて買ったシングルCD。
振り返れば奴がいるは個人的には相棒に次ぐ名作だ。
恐らく初代モンスターファームでも最初に再生したのはこのCDであるはずだ。
早速再生してみる。

再生するとゴーレムが誕生した!
昔と変わらずである。
ただ昔は紫色のゴーレムが誕生したはずだが…
何か面白い名前を付けてやろうかと思ったが特に面白い名前が思い浮かばなかったのでゴーちゃんと命名。
色こそ違えど初代モンスターファームではゴーレムをひたすら育てた記憶があり、最初に育てるモンスターとしては申し分なしだ。
生まれたてなので小さいが年齢を重ねるにつれとてもでかくなるはずだ。
次回からは大会を見据えて育成に励んでいく。
