
初めて三脚を購入してから1年。早くも3つ目の三脚となる。ペースとして早いのかどうなのか…
最初は何も考えず「三脚がほしいな…」と購入。
2台目は動画用、そして今回のは物撮り用である。

こちらは今まで使用していた三脚。
安定感も抜群で高低の調整も問題なし。おそらく物撮りなどを始めなければなんら不満を感じることのない三脚だったと思う。

問題は雲台にある。あるというかあってほしいものがない。

それがこの新三脚についている「水平器」だ。
名前を聞くと大層な機械に思われるかもしれないがこの通り、緑色の液体を収めた容器の中に気泡を一つ入れただけの非常にシンプルなものだ。
気泡は浮く性質があるので、雲台を上か下かに傾ければ気泡もどちらかに傾く。
気泡が真ん中(線内)にとどまれば概ね水平である言うわけである。

演出を極力加えず、物をシンプルに撮影したい場合、水平に撮影したいのだ。
だが、手で取る場合はもちろん、三脚を使用した場合でもファインダーから覗いて水平に撮ろうとしても、出来上がった写真を見ると水平に撮れていなかったりすることがある。
そのため、水平器がないと、何枚かの試し撮りを繰り返しながら、水平に調整する必要があり、結構面倒なのだ。
それならもう、水平器のついた三脚を購入してしまえということである。
幸い購入した三脚は1980円と大変安い。特に迷うこと無く購入に至った。
なかには10万円を超えるような高価な三脚もあるようだが今の私の力量ではこの程度の三脚で満足なのだ。

幸運なことに無駄になっている三脚は今のところない。
前の三脚は花火撮影で使ったことだしこれからは屋外用ということで使用しよう。
もしかしたらそれはお蔵入りと同義かもしれないが……