ブログを書き始めて1年以上が過ぎた。
もちろん毎日更新しているわけでもなく、必ずしも中身のある記事ばかりではないのであまり自慢は出来ないのだがブログを始めた人の実に9割が1年でやめてしまっている現状を考えればちょっとは自分を褒めてやっても良いだろうと思っている。
これだけSNSが定着した時代だ。ただ単に日記としてブログを書いているという人は少ないだろう。今は違くともいずれは収益化したいと考えてブログを書いている人が多いと思う。
そしてこれこそがブログが続かない原因であると私は考えている。
もちろんみんなバカではないだろうから、名も知れない一人の人間がブログを書いていきなり満足のいく収入になると思っている人は少ないだろう。
最初は少しでいい。それから徐々に増やしていき、いずれは月10万くらい稼ぎたい。
こんな思いで始める人が多いのではと思う。
私もこの口だ。しかし多くの初心者ブロガーが開始一か月で現実を叩きつけられる。
まず収入であるが最初は少しでいいとはいいつつどれくらいの収入を想像しているだろうか。
私は2か月目には1000円くらいの収入があると思っていた。
しかしまったくの0から始めたブロガーが2か月目で1000円の利益を出すのは相当難しい。100円も稼げれば立派なものだ。
収入どころかアクセス数すらろくに稼げない。
記事を書けども書けどもアクセスは増えない、読者も増えない。
そしてほんの少しでも想像力が備わっている人なら理解することが出来る。
「これから続けても事態が好転する確証はない」
「果たして1000円稼ぐのに何か月かかるのか」と。
仕事として考えれば最低だ。時給換算など恐ろしくて到底できない。
つまり、「ブログでお金を得よう」という考えがちょっとでもあり、それを目標にして頑張ると挫折してしまうのである。
したがってブログを続けていくにはお金意外の目的が必要不可欠である。
現に私は1年で3265円の収益しか上げていないが続けられている。それはブログがお金意外に私にいろいろな恩恵をもたらしているからである。
もちろん、中には天才的な人がいて、初めから収益を上げられる人もいるのだろうが年間1000万円以上稼ぐような一流ブロガーであっても最初の1年2年は苦労されている方が多い。
いくら将来の投資とは言え一銭にもならないことを何年も続けられるだろうか。やめようと考えるのが正常な判断というものだ。
頑張れるほうがどうかしているし問題である。
今稼いでいるプロブロガーも1年2年と無収入に耐え忍んできた方々ではない。
収益化以外にブログを運営するメリットを見つけられた人たちだと私は思っている。
そう信じたい。
そう、そんな残念な人たちではないと……