やすり掛けの再挑戦にあたり、購入した電動やすりのポリッシャープロであったが大変便利だったのでレビューをまとめておく。

ポリッシャープロは電動歯ブラシのような電動やすりである。

必要な動力は単三電池2本。

スイッチのオンは上の縦線の部分、切る際は〇の部分を押せば切ることが出来る。

本来、歯ブラシがついている部分にはやすりがついており、電動歯ブラシのように振動することによってやすりとしての効果を発揮する。
彫刻のように大きく、全体にやすりをかけなければならないような場合はおとなしく手を使ってやすり掛けしたほうがいいのだが

プラモデルのパーツのように部品が小さく、それもピンポイントにやすり掛けしたい時にはとても便利である。
プラスチックなので根気のいる作業ではないのだがすべてのゲート処理にやすり掛けを行おうと思うと指がつりそうになってくる。

本体のポリッシャープロを購入すると#600番、#800番、#1000番の交換やすりがついてくる。
これだけそろって1400円は本当に素晴らしい。
使っているやすりが削れてきてしまったり、粗さを変えたい時などはやすりを付け替えて使用することが出来る。

ただやすりの接着面は両面テープなので何回も付け外しをやっていると接着が弱くなることと、粗さを変えたい時にいちいちやすりを交換しなければいけないところが難点である。

そんな時は別売りの交換用ヘッドを使うのが便利である。

私の場合はそれぞれのヘッドにやすりの粗さを記入して使っている。
こうすることでまず600番で大まかなどこ凹を取り、800番のヘッドに付け替え粗さを取る。
最後に1000番のヘッドに付け替え、仕上げる。といった具合に使用することが出来る。
交換ヘッドを用いない場合は接着力の観点から2種類のやすりに限定したり、仕上げの1000番は手作業でやる、または省略するなどの工夫が必要である。
使用感を知りたい人は一通りの使い方を動画にまとめたのでこちらを参考にしてほしい。
やすりがけは作業自体を好きになれないとかなり面倒な作業になる。

だがしっかりとやすり掛けを行えば綺麗にゲート跡を消し去ることが出来る。
さらに完成後、つや消しスプレーを吹きかければやすり後すら目立たなくすることが出来る。
今までやすり掛けなんか面倒だと思っていたあなたもこの機会にやすり掛けに挑戦してみてはどうだろうか。