
今日も荷物が届いた。
私に届く荷物はすべて注文したものなので届いて当たり前なのだが最近毎日のように荷物が届く。
少し買いすぎでは…今ブログを書きながら思っている。
カードの明細は怖いので見ないこととする。

今回届いたのは背景紙?だ。
写真撮影の際、後ろにあるあれである。

写真撮影の際、背景としてつかうあれはすでに何枚も所有しているのだが、今回購入したあれは少し特殊なものだ。

それはPVC、塩化ビニールで出来たあれなのである。
「あれ」は通常、背景布や背景紙の名前で呼ばれる。
塩ビで出来たこれは背景塩ビとでも呼ぶのだろうか。
ちなみにアマゾンではPVC素材の背景布とかいう意味不明な表現をしていた。

塩化ビニールは私たちの生活には非常に馴染みの深いプラスチックだ。
プラスチック製のおもちゃであったり、ラップフィルや消しゴムなど、実に多くのプラスチック製品に使われている。
このPVCを背景素材として使う最大のメリットは何といっても折り目がつかないと汚れをふき取れるところにある。
つまり何度も使用できるのである。
汚れがついても洗濯する必要はなく、雑巾で拭けばいいし、洗剤を使うこともできる。
無理やりに折れば折れ目もつくだろうが、このPVCバックペーパーは厚さも1mmほどありかなり丈夫だ。
慎重に扱いさえすれば何年にもわたって使えるだろうという雰囲気がある。
さっそく使ってみよう。

厚さ1mmのプラスチックということあって見た目以上に重い。
2kgくらいはあるだろうか。
取り付けには若干労力がいった。
さて、取り付けた直後は良い感じかと思ったが引きで見てみると結構光沢がすごい。
黒の背景だがこんなに背景がピカピカ光られたら被写体より目立ってしまう。
と思ったが
光沢はほとんど気にならないレベルだった。
よーく見ると足元に写り込みが見られるが気にならないレベルと言っていいだろう。
紙素材の背景紙で撮影したものと比べてもそん色はない。
だが、紙素材はまったく写り込みしなければ乱反射もしないので最高の出来栄えを目指すならやはり紙ということだろうか。
だが紙は安いしいつでもどこでも手に入る。
基本はPVC背景で撮影し、どうしても写り込みや光沢が気になるというときに紙を使うというようなところで問題ないだろう。
PVCは何といっても何度も使える。ここは非常に大きな魅力だ。
多少折り目がついたからと言って立派な紙を丸めて捨てるのは結構罪悪感があるものなのだ。
唯一のネックは価格だろうか。
今回購入したのは大きめサイズということもあるが9色で1万1450円した。
これを高いと思うか安いと思うかはあなた次第である。
私は頑張ってもとを取るつもりで使おうと思う。