投資

今買うべき長期投資におすすめな銘柄【8804】~~ 東京建物

旧安田系の総合不動産業。

賃貸ビルとマンションが主力。

ファンダメンタル分析

近況

需要ひっ迫で既存のビルはフル稼働。

ホテルや商業施設も好調だがマンションが反落。

京都や大阪などでホテル4件を開発目指す。

借り手が休業したり経営悪化でも家賃の支払いは発生するのでコロナの影響は限定的と予想。

PER・PBR

株価を1株当たりの純利益で割ったPERは安値平均が9.5倍なのに対し、20年12月の予想PERは7.49倍(4/17時点)とかなりの割安水準にある。

株価を1株当たりの純資産で割ったPBRは0.62倍(4/17時点)とこちらも割安の目安とされる1倍を大きく割り込んでいる。

PER・PBRでは即買いレベルの割安水準であると言える。

キャッシュフロー

  • 営業CF 240億円 (前期)197億円
  • 財務CF -640億円 (前期)-635億円
  • 財務CF 480億円 (前期)344億円

営業キャッシュの約3倍の額を投資に割り振っている。

さらに前期には344億円、今期は480億円と借り入れを増やしている。

かなりアクティブな運用と言えるだろう。

業績推移

8804 東京建物業績推移

営業、経常、当期利益は毎年着実に増えているが、棒グラフで見ると伸び方があまり美しくない。

PERもかなりの割安水準であるものの、前期と比べると割高になっている。

増配予想になっているのは好印象だが、影響は少ないと予想しているがコロナの影響は確実にある。

あまり期待しないほうが良いだろう。

配当関連

予想配当利回りは3.68%とまずまずの水準。

四季報の予想では2.89%と3%を割り込んでいたのでおすすめ度は高く設定していなかったが株価が40%程度下落したことで配当額が据え置きであるという前提ではあるが1%程度上昇した。

株主優待は出していない。

テクニカル分析

8804 東京建物 04178804 東京建物 日足チャート

コロナの影響は限定的だろうと述べたが株価はしっかりとその影響を受けた。

1800円から半額900円まで下落したが最近上昇に転じ、安値を1000円まで切り上げてきた。

一度安値を切り上げてきたので底を打ったと見ることも出来、コロナさえなければ少額で短期投資に挑戦することも出来る。

しかしコロナショックの第2波がくれば簡単に底抜けするので短期的な買いは危険だろう。

【8804】東京建物の総評

私がおすすめする銘柄の中では最下位の東京建物。

その理由は様々あるが総評するとわかりやすく、これといった好条件が無い。

業績は確かに着実に増えているが伸び方としては物足りなさを感じるし、配当もイマイチ。

さらに私が大事にしている指標、ROEが8.2%と10%を下回る。

積極的な設備投資を行っている割には資金効率は悪く、危うさを感じる。

しかし着実に利益を上げていることは事実であるし、不動産業というコロナの影響を受けにくい業種であることも今の投資対象としては良い銘柄だ。

役者で言えばスター性はないが名脇役と言ったところか。

コロナの影響がとても心配であるという人には他の不動産業と比べ、かなり安定しているのでおすすめである。

8804 東京建物まとめ
  • 賃貸ビルとマンションが主力の不動産業
  • PER・PBRは共に割安
  • 業績の伸びは少し物足りない
  • コロナ対策としてはかなりの優良銘柄
  • 配当利回りは3.68%
  • 株主優待は無し
  • テクニカルで見ると底を打った可能性
  • 短期の買いはおすすめしない