今週のお題「夏休み」

さて、今回のお題、夏休みを書くにあたって自分の夏休みについて考えてみた。
私はいったいどんな夏休み生活を送っていただろうか。
そんな自分の夏休みを考えていると他の人の夏休みが気になった。
考えてみれば私は自分の夏休みしか知らない。他の人、そして私の同級生たちはどんな夏休みを送っていたのだろうか。
ちなみに私の夏休みは遊び100%である。勉強など一切していなかったと記憶している。
私は小さい頃からインドア派だったが、幸いにも友達はたくさんいた。
休みの日は私の家か友達の家に集まってテレビゲームをやるのが王道パターンだ。
私は中学まで自転車を所有していなかったので移動は徒歩になる。
速く遊びたいと逸る小学生がてくてくと歩いて友達の家まで行けるはずはなく、よく走って移動していた。
このスタイルは夏も冬も変わることはなかったが夏は炎天下の中、水も飲まず友達の家まで一直線だ。若さとは大変すばらしいものだったのだなと実感する。
おかけで私は文化部の所属だったが陸上大会には臨時で選手として出場していた。
長距離の選手としてである。
毎日走っていた野球部やバスケ部よりも持久力を持った文化部というのは私にとってちょっとした自慢だ。
今は見る影もないが……
さて、遊び100%の私にとっては無縁のものであったが皆さんは「夏休みの宿題」をしっかりやっていただろうか。
私は計画を立てることが極端に苦手だ。仕事であっても難しい。
学校の先生が「溜めて一気にやらず計画を立ててやりなさい」と言っていたが小学生が計画的に宿題をこなせるものなのだろうか?
今度の同級会で友人たちに聞いてみようと思う。
皆さんは宿題はどうだったであろうか?やはり終わりに慌てて一気にやっていたのだろうか?それともしっかり計画を立て毎日少しずつこなしていただろうか?
ちなみに私はそのどちらでもなくやらない派だった。
これは大人になってから知ったことだが長期休暇の宿題をやりたがらない子供は多い。
休み終了の1日、2日前にまとめて一気にやるスタイルは有名だが”やらない”という選択肢を取れる子供は意外と少ない。
私は素行が良いほうではなかったので悪友もたくさんいたがそんな悪友たちも始業式の日に大急ぎで答えを写したりしている姿を見て”真面目な奴だ”と思ったものである。
宿題をやってこなかったからと言って怒られるのはせいぜい30分、長くても1時間だ。
たった1時間怒られるだけで宿題を提出しなくていいのである。こちらのほうが圧倒的にパフォーマンスが良いことは大人になった皆さんには納得してもらえるだろう。
因みにこんな研究結果もあるようだ。
【悲報】夏休みの宿題、成績向上に効果なし
※なお、高校生は含まれない#拡散希望 pic.twitter.com/iMPPBms9VZ
— 【速報】 (@TakasimaAkihide) July 26, 2019
自分の行いを正当化するわけではないが学習の効果は意欲に比例すると考えている。
私は漢字が苦手だったのでよく自主学習では漢字の書き取りを親にやらせられた。
漢字学習ノートを何十冊と漢字でいっぱいにしてきたが未だ書ける漢字は人並み以下である。
私が本気で勉強をしだしたのは大学に行きたいと思うようになった高校2年の秋あたりからであるが、苦手な国語や英語の勉強も積極的にやったし、頭にもよく入った。常に赤点だった模試も最終的には平均点あたりまでは向上した。
そして学びたいと意欲に駆られて行う勉強はとても楽しかったし、高校で半年サボると勉強についていけなくなるというのはデマなのだと知った。
もちろんレベルによるのだろうが勉強は勉強したいと思った時から始めても十分取り戻せると私は思っている。
学校の優等生が社会に出たら通用せず落ちこぼれ、逆に不良だった子が会社を興し社長になったりする。
宿題は成績向上に効果がないとのことだが果たして成績向上は社会に出てからどの程度効果があるのか。
社会で成功する秘訣は意外にも夏休みの過ごし方にあるのかもしれない。