ガンプラを初め、Twitterで発信していると同じような趣味を持ったアカウントとつながることが出来る。
そのほとんどはガンプラなのだが中には鉄道模型やジオラマの画像、動画ツイートがタイムラインに流れてくるものだ。
そのジオラマが実に見事なのである。
中でもアラーキー氏のジオラマは目を奪われる。
遠巻きに、カメラで撮影したものや、この写真も横に手が無ければまるで本物のようなクオリティーだ。
こういうものを見るとついつい自分でもやってみたいと思ってしまうのである。
当然自分が不器用であることは自覚しているし自分がやってもこんないいものは仕上がらないと分かっているにもかかわらず手を出してしまうのである。
もはや病気かもしれない。
ガンプラも中途半端な状況なのでかなりブレーキを踏んでいたのだがついに欲望を抑えきれずこの本を買ってしまった。
パラパラと読んでみたのだがやはりジオラマは難しそうである。
間違いなく誰でも簡単に出来るものではないことは確かである。
だがジオラマもガンプラも系統としては同じである。
必要な道具を見て見るとすでに持っている工具も多い。
これならば多少道具を買い足すだけで簡単なジオラマなら作れるのではないか。そう思った。

幸い、私が買ったジオラマの入門書はペットボトルキャップで作る超ミニサイズのジオラマの作り方から解説している。
この程度のものならガンプラをやりながらでも出来るかと材料を集めに歩いたのだが意外とジオラマの材料は見つからないものである。
少なからずガンプラよりは愛好者が多いと踏んでいたがアマゾンで探してもなかなか見つからない。
ガンプラは作りたい機体のキッドを買えばすべてのパーツがそろっているがジオラマは作りたい風景を決めてからそれに必要なパーツをひとつひとつ自分で集めなければならない。
そして何より驚いたのがフィギュアの値段の高さである。
そもそもこのサイズのフィギュアを作ってる会社が少なく、ドイツのプライザーがメジャーのようなのだが、この会社のフィギュアセットが高い!
この程度のセットで3000円~4000円程度する。
これだけでガンプラ1個分である。
ジオラマというのはどうやら相当金のかかる趣味のようだ。